【株を買うときに役立つシリーズ 13】SOX指数とVIX指数

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<strong>いっぱん</strong>
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こんにちは、一般人投資家の「いっぱん」です。
今回は「SOX指数とVIX指数」についてお伝えします。
重要な2つの指標についてご説明しますので、ぜひ最後までお付き合いください。


・シリーズ①はこちら(ROEとROA)

・シリーズ②はこちら(自己資本比率)

・シリーズ③はこちら(PERとPBR)

・シリーズ④はこちら(配当利回り・配当性向・増配期待)

・シリーズ⑤はこちら(時価総額と投資スタイル)

・シリーズ⑥はこちら(連続増配年数)

・シリーズ⑦はこちら(不正をした企業に投資しない)

・シリーズ⑧はこちら(株主構成)

・シリーズ⑨はこちら(必要な株を買う)

・シリーズ10はこちら(海外売上高比率)

・シリーズ11はこちら(騰落レシオ)

・シリーズ12はこちら(セグメント情報)


はじめに

 株式投資では、個別銘柄の業績や財務状況に注目することが多いですが、市場全体の流れを把握することも重要です。

 その際に役立つのが「指数」です。

 指数は、市場参加者の心理や資金の向かう方向を映し出す存在であり、相場環境を俯瞰するための重要なヒントを与えてくれます。

 本記事では、

  • 半導体・ハイテク分野の動向を示す SOX指数
  • 市場の不安心理を数値化した VIX指数

 この2つの指数について、それぞれの特徴と投資への活用方法を解説します。

 個別株分析を補完する視点として、参考になれば幸いです。


SOX指数について

SOX指数とは?

 SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)は、米国の主要な半導体関連企業で構成される株価指数です。

 半導体は、

  • スマートフォン
  • 自動車
  • データセンター
  • AI・クラウド

 など、幅広い産業の基盤となっており、SOX指数は世界の景気やハイテク分野の先行指標として注目されることが多い指数です。

 特に米国市場では、半導体株が先に動き、その後にハイテク株全体や株式市場へ波及する、といった動きが見られることも多々あります。


SOX指数の活用方法

・半導体関連銘柄の地合い判断

 SOX指数が上昇基調にある局面では、半導体セクター全体に資金が流入しやすく、日本の半導体関連銘柄にも追い風となりやすい傾向があります。

 一方で、SOX指数が下落トレンドにある場合は、個別企業の業績が良好でも、株価が伸び悩むケースも見られます。


・相場全体の先行指標としての活用

 SOX指数は変動が大きく、市場のリスクオン・リスクオフの変化が比較的早く表れやすい特徴があります。

 そのため、

  • SOX指数の反転 → 市場全体の転換点
  • SOX指数の下落加速 → 市場全体の警戒感

 といった形で、相場の流れを読む補助指標として活用することができます。

 ざっくり言うと、「SOX指数が下落トレンドから上昇トレンドへ反転=買いを検討」「SOX指数が上昇トレンドから下落トレンドへ反転=持ち株の売却を検討」といった具合に活用できます。


VIX指数について

VIX指数とは?

 VIX指数は「ボラティリティ・インデックス (Volatility Index)」の略称で、米国株式市場における「不安・恐怖」を数値化した指数です。

 一般的には、

  • 数値が低い → 市場は落ち着いている
  • 数値が高い → 投資家の不安が強い

 と解釈されます。

 VIX指数はS&P500指数のオプション価格をもとに算出され、今後の価格変動が大きいと見込まれるほど数値が上昇します。

 そのため、「恐怖指数」とも呼ばれています。


VIX指数の過去の数値例(代表的な局面)

 VIX指数の特徴を理解するため、平常時の数値と、過去の代表的な相場局面での数値を見てみましょう。

 相場が比較的安定している平常時のVIX指数は、おおむね10~20前後で推移することが多いとされています。

 目安としては、

  • 10台前半:市場は落ち着いている
  • 20前後 :やや警戒感あり
  • 30超え :不安が強い状態
  • 50超え :市場の混乱・危機的状況

 といったイメージです。


・コロナショック(2020年)

 2020年2月から3月にかけて、新型コロナウイルスの世界的拡大を背景に、VIX指数は一時85程度まで急上昇しました。

 これは後述するリーマンショック級の水準であり、市場が極度の混乱状態にあったことを示しています。

 この局面では、

  • 株式市場の急落
  • 投げ売りの連鎖
  • 流動性不安

 が同時に発生しました。


・リーマンショック(2008年)

 2008年の金融危機時、VIX指数は一時96程度まで急上昇しました。

 金融システムそのものへの不安が強く、「どこまで下がるかわからない」という心理が指数に色濃く表れた局面でした。


VIX指数の活用方法

・相場の過熱感・警戒感を把握する

 VIX指数が長期間低水準で推移している場合、市場が楽観的になりすぎている可能性があります。このような時に株式市場にとって良くない報道が出ると、VIX指数が急上昇し、株価の大暴落が起こることもあります。

 一方で、VIX指数が急上昇している局面では、過去のコロナショックなどと比較することで、市場心理の悪化度合いを客観的に判断できます。


・投資判断の補助材料として使う

 VIX指数が高水準にある局面は、短期的には相場が不安定になりやすい一方で、中長期目線では仕込みを検討する余地が生まれます。

 逆に、VIX指数が低位で安定しているときは、リスクを取りすぎていないかを見直す判断材料として活用できます。


まとめ

 SOX指数とVIX指数は、個別銘柄分析を補完するための重要な相場指標です。

  • SOX指数
     → 半導体・ハイテク分野の地合い、相場の先行指標
  • VIX指数
     → 市場全体の不安心理、過熱感や警戒感の把握

 これらの指数を確認することで、「今は攻める局面なのか、守る局面なのか」といった判断がしやすくなります。

 指数はあくまで参考指標ですが、個別株分析+指数の確認を組み合わせることで、より納得感のある投資判断につながるはずです。

 「SOX指数」や「VIX指数」を意識したことがなかった方は、ぜひチェックしてみてください(各証券会社のアプリやインターネット検索で、簡単に確認することができます)。


※本記事は特定の銘柄や投資行動を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任行ってください。


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サイト運営者
この記事を書いた人
いっぱん

 株式投資が好きな一般人のブログです。
 株式投資歴は10年程ありますが、2022年頃までは大した勉強もせず、塩漬け銘柄をいくつか作っていました。
 その後、一念発起で勉強を始めて、年間100万円を超える利益を出せるようになりました。
 毎日、株式市場のニュースをチェックする中、役に立つ情報を発信したいと思うようになり、ブログを書いています。
 本ブログを、多くの方に見てもらえるものにしていきたいです。

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