✅はじめに 「JALとは?いま注目される理由」
JAL(日本航空、証券コード9201)は、日本を代表するフルサービス型の航空会社です。ANAと並ぶ2大航空会社のひとつで、国内線・国際線ともに幅広いネットワークを展開しています。
訪日外国人の増加や国際線の需要回復を背景に、JAL株の注目度が急上昇。さらに、コロナ禍で落ち込んだ業績の回復や配当の再開など、投資家にもポジティブな材料が増えてきました。
🔍 このブログで分かること
✅ JAL(日本航空)の最新の株価動向とその背景
✅ 配当や株主優待制度の最新情報
✅ 最近の話題
✅ 投資家目線・利用者目線の両面からの注目ポイント
📈 株価・チャートの動きとその背景
JALの株価は、2024年末〜2025年春にかけてじわじわと上昇。特に以下のような材料が注目されています。
・好調な業績と増配
・国際線、LCC、貨物事業の成長
・アナリストの前向きな評価
・成長戦略と設備投資

✅ 株価チャートのポイント(2025年6月1日時点)
・株価:2923円
・年初来高値:2935円(2025年5月30日)
・PER:11.1倍
・PBR:1.31倍
💹 業績・配当・今後の見通し
コロナ禍で業績は落ち込み、2022年3月期の最終益はマイナス1,775億円となりました。その後、業績はじわじわ回復し、2025年3月期の最終益は1,070億円(売上高は1兆8,440億円で過去最高)となっています。
📊配当金の推移
・2022年:0円
・2023年:25円
・2024年:75円
・2025年:86円
・2026年(予定):92円
🔍2026年3月期の業績予想
・売上高:1兆9,770億円(前期比約7.2%増)
・当期純利益(最終益):1,150億円(前期比約7.4%増)
🎁株主優待制度
JALには2種類の株主優待があります。「株主割引券」と「旅行商品割引券」の2種類で、有名なのは「株主割引券」の方です。発行基準は以下のとおり。
所有株式数 | 3月31日現在の株主 (発行時期:5月) | 9月30日現在の株主 (発行時期:11月) |
---|---|---|
100株 ~ 199株 | 1枚 | – |
200株 ~ 299株 | 1枚 | 1枚 |
300株 ~ 399株 | 2枚 | 1枚 |
400株 ~ 499株 | 2枚 | 2枚 |
500株 ~ 599株 | 3枚 | 2枚 |
600株 ~ 699株 | 3枚 | 3枚 |
700株 ~ 799株 | 4枚 | 3枚 |
800株 ~ 899株 | 4枚 | 4枚 |
900株 ~ 999株 | 5枚 | 4枚 |
1,000株 ~ 1,099株 | 5枚 | 5枚 |
1,100株 ~ 99,999株 | 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚 | 同左 |
100,000株 ~ | 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚 | 同左 |
※上記に加え、3年(7基準日)連続で同一株主番号で所有の株主には、以下の基準により、追加で株主割引券を発行。
300株 ~ 999株 | 各基準日毎に 1枚 |
1,000株 ~ 9,999株 | 各基準日毎に 2枚 |
10,000株 ~ | 各基準日毎に 3枚 |

コロナ前は、金券ショップなどで1枚数千円で売却できましたが、以降段々と価値が下がり、現在の買取価格は1枚数百円程度となっています。価値が下がった理由としては、「コロナ以降、仕事で飛行機を利用するケースが激減した」、「格安航空会社の台頭」、「航空会社の定期的なセールや早期割引の充実」などが挙げられます。
📰話題のニュースなど
・成田〜シカゴ線を新規開設(2025年5月31日)🆕
・「DX注目企業2025」に選定(2025年5月30日)🏆
・エアバスA350-1000型機を羽田〜パリ線に投入(2025年5月1日)🌐
・JTA(JALグループの日本トランスオーシャン航空)初の国際線定期便 那覇〜台北線を開設予定(2025年1月21日)🌐
・国内線の増便と新サービス導入🛩
👀投資家以外の目線から
✈️JALを利用するユーザー目線での注目ポイントは以下のとおりです。
・JALは機内Wi-Fiが無料で利用可能📶(国際線は一部制限あり)
・JAL SKY SUITEなど高品質なビジネスクラスの提供💎
・マイルの使いやすさ、JALカードの特典
・CO₂削減などのESG対応にも積極的
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✈️私のJALへの投資遍歴
私が初めてJALの株を購入したのは2017年頃だったと思います。当時は何の勉強もせず、知っている会社の株を買っていました。
その後、少しずつ保有数を増やしていき、2019年にはまとまった株数の買い増しを行いました。理由は、「2020年の東京オリンピックの影響で株価が上がるだろう」と安易な発想からでした。
しかしその後、コロナが直撃し株価は暴落、一時は凄まじい含み損となりました。また、無配になっていた時期もあり、この時は結構つらかった記憶があります。
2025年4月中旬以降、株価を順調に上げており、含み損はだいぶ少なくなってきました。
🧭まとめ 「JALは“攻め”のフェーズへ。投資と利用、両面で注目」
JALはコロナ禍を乗り越え、本格回復フェーズに入った銘柄です。業績回復・配当復活・国際線の需要回復といったポジティブ要因が揃っており、今後の株価上昇や長期保有にも期待が持てます。
旅行者としても、JALの路線網やサービス品質は大きな魅力。投資する人も、旅行を楽しみたい人も、今後のJALの動きに注目しておいて損はないでしょう。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄を推奨するものではありません。投資にあたっては、ご自身の判断と責任で行ってください。
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