はじめに
こんにちは、一般人投資家の「いっぱん」です。
資産形成を始めようとすると、
・とりあえずNISAで投資
・高配当株を買うべき
・インデックス投資が最適解
こうした情報をよく目にします。
ただ、ここで一つ疑問があります。
「それって本当に“誰にでも”当てはまるのか?」
例えば、
・貯金がほとんどない人
・ある程度資産がある人
この2人に同じアドバイスをしても、双方にとって効果的とは限りません。
この違いを整理するヒントになるのが
THE WEALTH LADDER(富の階段)です。
本記事では、この本の考え方をもとに、
「いきなり投資は正解なのか?」というテーマで整理していきます。
なぜ資産形成は迷いやすいのか
資産形成の情報は、どれも正しく見えます。
・長期投資が大事
・インデックス投資が有効
・節約して投資に回す
ただ、それでも迷う理由はシンプルです。
前提条件が違うからです。
生活がギリギリの人と、余裕資金がある人では、取るべき戦略が異なります。
この前提を無視すると、「正しいはずの行動」がうまくいかない原因になります。
資産形成は“順番”で考える
本書の結論は明確です。
資産形成には順番があります。
資産の状況によって、
・やるべきこと
・選ぶべき投資
・お金の使い方
すべてが変わります。
同じ戦略が全員に通用するわけではありません。
重要なのは、今の自分に合った行動を選ぶことです。
富の階段|6つの資産レベル
本書では、資産を6つの段階に分けています。
・レベル1:〜150万円
・レベル2:150万〜1500万円
・レベル3:1500万〜1.5億円
・レベル4以降:資産拡大フェーズ
レベルが変わると戦略も変わります。
「いきなり投資は正解か?」
ここまでを踏まえて結論です。
投資は、土台が整っていない状態ではやるべきではありません。
順番を無視すると、効率が大きく下がり、遠回りになるからです。
■ レベル1(資産が少ない)
この段階では、投資は優先順位が低くなります。
・借金を減らす
・支出を抑える
・スキルを身につける
まずは生活の土台を整えることが重要です。
■ レベル2(多くの人がここ)
少し余裕が出てくる段階です。
ここで重要なのは、株よりも自己投資です。
・スキルアップ
・転職
・収入アップ
この段階は、投資よりも収入を伸ばす方が、結果的に資産形成のスピードが速くなる可能性があります。
■ レベル3(ここから投資が活きる)
この段階でようやく、投資が主役になります。
・インデックス投資
・分散投資
・副業
ここでいう副業は、単発の肉体労働ではなく、
・スキルを活かした収入
・継続的に積み上がる収益
・将来的に資産化する可能性のある活動
といった、「時間を切り売りしない働き方」を指します。
お金だけでなく、仕組みも育てていく段階です。
レベルが違えば「使い方」も変わる
ここまでで、やるべきことはレベルによって変わるという話をしてきました。
もう一つ重要なのが、お金の使い方もレベルで変わるという点です。
同じ1,000円でも、
・資産が少ない人
・資産がある人
では意味がまったく違います。
この考え方を分かりやすくしたのが、「0.01%ルール」です。
お金の使い方|0.01%ルール
本書では、資産の0.01%を毎日使っても問題ないと説明されています。
例えば、
・資産100万円 → 約100円
・資産1500万円 → 約1500円
つまり、使っていい金額は資産で決まります。
なぜ0.01%なのか
資産の0.01%を毎日使うと、年間で約3.65%になります。
一方で、一般的な投資リターンは年3〜4%程度です。
つまり、増える分と使う分がほぼ同じになります。
そのため、資産を減らさずに生活できる目安として、この数値が使われています。
このルールは誰にでも当てはまるのか
ここで注意が必要です。
本書ではシンプルなルールとして紹介されていますが、これは資産があり、投資が機能していることが前提です。
そのため、
・資産が少ない段階
・投資ができていない段階
では、そのまま当てはめるのは難しい場合があります。
レベル2後半からレベル3以降で有効になる考え方と捉えるのが自然です。
なぜ収入ではなく資産で考えるのか
多くの人は収入を基準に生活します。
しかし、収入は不安定です。
・会社の業績
・景気
・健康
これらで簡単に変わります。
一方で、資産は積み上がるものです。
だからこそ、生活水準は資産ベースで考える方が安定します。
いっぱんの考え
この本の考え方は非常に合理的です。
資産形成で迷う理由は、「何が正しいか分からないこと」にあるように見えますが、
実際には前提がズレていることが原因です。
例えば、
・資産が少ない段階
・資産がある段階
では、取るべき行動はまったく違います。
しかし、その違いを整理しないまま情報を集めると、
・どの意見も正しく見える
・判断基準が持てない
・結果として迷い続ける
という状態に陥ります。
本書が優れているのは、
「自分はどの前提にいるのか」を明確にしてくれる点にあります。
この前提が整理されることで、
・やるべきこと
・やらなくていいこと
がはっきりし、判断に迷いがなくなります。
まとめ
・資産形成には順番がある
・段階ごとにやるべきことは違う
・投資は万能ではない
・お金の使い方も資産で変わる
・自分の位置を知ることが最重要
資産形成の順番を整理したい方は、一度体系的に考えてみるのもおすすめです。
👉資産形成の順番を理解するうえで、本書は押さえておきたい一冊です。
・『お金の大学』両学長 大絶賛!!
・「資産形成の最適解は、収入・資産レベルごとに違う。今の私の最適解を教えてくれる唯一無二の本!」
・日本で23万部突破『JUST KEEP BUYING』の著者による、
まったく新しい「資産爆増」の戦略書!


コメント