
こんにちは、一般人投資家の「いっぱん」です。
今回の内容は以下の通りです。
👀日経平均最高値更新の要因
空売り勢、踏み上げられる!
2025年8月8日週(8月4日〜8日)の日経平均株価終値は、前週の終値+1,021円の41,820円まで上昇しました。海外投資家の買いが主導したと思いきや、データを紐解くと意外な事実が見えてきます。
投資部門別売買動向によると、この週の証券自己(証券会社の自己売買部門)は6,461億円の買い越しを記録しました。一方で、海外投資家は53億円の売り越し、個人投資家は5,780億円の大幅売り越し。つまり、需給的には「個人が売り、証券自己が買う」という構図が鮮明だったのです。
なぜ証券会社が大量に買ったのかというと、個人投資家の空売りが多く入っていたためだと思われます。このタイミングを狙って証券会社が大量に買ったため、空売りをしていた投資家が買い戻しに走る「踏み上げ」が起こりました。
そして、この「踏み上げ」は今週も続いていたのだと思われます。その結果、今週の日経平均株価は更に上昇しましたね。今週の投資部門別売買動向のデータは8月21日(木)に出るので、しっかりと内容を確認したいです。
日本取引所グループ(8697)が急騰
日経平均株価が最高値を更新したことで、日本取引所グループの株価にも影響が出ているようです。「MINKABU」が以下のようにまとめていました。
日本取引所グループ<8697>が前日比で一時8%を超す上昇となった。日経平均株価はこの日、前日比で上げ幅が一時700円を超えた。今週に入り日経平均が史上最高値圏に浮上したことを受け、一段と株式相場が上昇するとの投資家の期待感が高まっている。変動率の高い相場展開が続くと想定されるなか、収益獲得を狙う投資家による株式取引が活発化しており、東京株式市場では売買代金が高水準で推移している。同社傘下の東京証券取引所や大阪取引所の取引関連収益が拡大するとの見方から、物色の矛先が向かったようだ。(2025年08月15日15時28分)
ちなみに、日本取引所グループの今日の終値は、前日比+137.5円の1,676円、上昇率は+8.94%でした。

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