新NISA最新ランキング（SBI証券）2024.11.17

　1位は先週と変わらず本田技研工業でした。11月6日の決算で株価を大きく下げ、この週は更に株価を下げています。配当利回りが約５％と高く、NISAでの人気が継続したようです。

　2位も先週と変わらず三菱商事でした。現在の配当利回りは約3.7％程度で高くはありませんが、一時の高値からはだいぶ値下がりしているので、割安感から買われているのかもしれません。

　3位にはJFEホールディングスがランクインしました。先日、減配の発表をしましたが、それでも配当利回りが5.7％程度あります。需給が悪く株価を下げ続けており、かなり割安感があるため買われているようです。

　4位はオリエンタルランドで、先週からかなり順位を上げました。10月末から株価の反発をしていましたが、この週は大きく下げました。安くなったところで買われたのだと思います。

　5位には三菱UFJフィナンシャルグループがランクインしました。直近にかなり株価を上げており、割安感は全くありません。決算の内容が良く、今後の利上げ期待もあるため買われたのかもしれません。

　6位は日産自動車でした。先週からは人気を落としています。決算での急落後に、オアシス・マネジメントなどの投資ファンドが日産株を購入している報道があり、株価が急騰しています。アクティビスト（物言う株主）で有名なファンドが購入しているということで、NISAでも人気が出たのかもしれません。

　7位は日本電信電話でした。NISAでの上位常連銘柄でしたが、ここ最近は徐々に人気を落としています。直近に株価が急騰し、長らく下げ続けていた状況に変化が出たように感じます。割安感が薄れたため、人気を落としているのかもしれません。

　8位にはINPEXがランクインしました。ここ最近は、株価がヨコヨコの状況です。12月の配当銘柄であるため、買われ始めているのかもしれません。

　9位にはすかいらーくホールディングスがランクインしました。決算後に株価が急落したため、買われたのだと思います。また、12月の株主優待狙いもあって、このタイミングで買われたようです。

　10位にはユニ・チャームがランクインしました。決算内容が悪く、株価が急落しているため、割安感で買われているようです。現在の株価は一株3,911円で、4,000円を下回るのは2022年3月以来のことです。現在の配当利回りは約1.1％となっています。